今回はボイスパーカッションで実際に8ビートをやる方法についてご紹介します。
今までの記事を読んでいただいた方は
バスドラム・ハイハット・スネアドラム・リムショット・クラッシュシンバルの5つの音の出し方がわかったかと思います。
今回はとうとう実践編!実際に今まで練習してきた音を使って
リズムを刻む練習をしていきたいと思います。
紹介させていただく8ビートはリズムのとても基本的で、多くの曲に使われているものですのでマスターしてボイパレベルを一つ上げていきましょう!
Contents
ところで、「8ビート」ってなにー??
早速8ビートを説明していきたいのですが、 そもそも8ビートってご存知でしょうか?
自分も始めたときは全くの音楽素人だったので知らなかったのですが、 8ビートとは「4分の4拍子で8分音符を基本に作ったビート」のことです。
音楽をやったことがない人は「??」って感じではないでしょうか! 何を隠そう僕もそうでした!
4分の4拍子と8ビート
まず4分の4拍子とは
4分音符4つで1小節とカウントすることを言います。
「1.2.3.4…」とカウントしていきます。
8ビートはこの4分の4拍子で4分音符4つの代わりに4部音符の半分の長さの8分音符を鳴らしていきます。
先ほどの4分音符に裏拍が出てくる形で
「1エン2エン3エン4エン」でカウントするとわかりやすいです。
let’s 8ビート!
では先ほどの説明を意識して練習していきましょう!
8ビートの練習をしていくにあたって表記を以下に合わせていきます。
【表記】
b→バスドラム
t→クローズハイハット
ths→オープンハイハット
p→スネアドラム
bhs→クラッシュシンバル
では早速一つ目の基本の刻みです。
Ex.1)[b t p t b t p t]
この刻みは8ビートの本当に基本の刻みになります。構成としては1拍目と3拍目にバスドラムを入れていきます。2拍目と4拍目にスネアドラムを入れます。その間にクローズハイハットを入れて8ビートをにしていきます。
この刻みに慣れてきたら、次の刻みをやってみましょう
Ex.2)[b t p t b b p t / b t p b t b p t]
この刻みは先ほどの刻みと違って前半は3拍目の裏に、後半は2拍目の裏から3拍目の後ろに遊びが入っている形になります。基本的には前は2拍分を受けて後半に動きをつけていきます。同様に大きなくくりの2小節目も1小節目のを受けて1小節目と異なった刻みを入れることでマンネリを回避します
では最後に4小節分の刻みをやってみましょう
Ex.3)[b t p t b b p t / b t p b t b p ths / b t p t b b p t / b t p b t b p b / bhs]
今回のまとめの刻みです。少し複雑にな見えますがそんなことはなく、基本Ex.2)でやっていた刻みを2回繰り返しすだけです。
ここで意識したいのは2小節目終わりにオープンハイハットの音を入れて3小節目に繋げていることと、4小節目終わった後の5小節目の1拍目にクラッシュシンバルを入れています。
勘の良い方はわかったかと思いますが、この刻みを続けて行うと、5小節目の1拍目のクラッシュシンバルが4小節目の1拍目のバスドラムと被っていると思います。クラッシュシンバルの紹介をさせていただいたときにバスドラムを意識した音作りを説明しましたが、クラッシュシンバルの迫力を出すためもあるりますが、普通に刻んでいると同じ位置に出てくるため、同時に叩かれるのが基本になってきます。
まとめ
今回は8ビートについて紹介してきました。 ここまできたらボイパの基本は一通りできたことになります。 アカペラバンドを組んでボイパをするもよし!ヒューマンビートボックス色を強めて一人でパフォーマンスをしてみるもよし! どんどん新しいものに挑戦して行ってみましょう!
それでは失礼します!