今回はキレのあるハイハットのやり方を紹介しようと思います。
ボイパを初めて一通りの音が出るようになると、自分でリズムを刻むことができるようにはなったけど、
なんだか刻みがボソボソしていると感じたり、ここぞのところで迫力やキレが出ないと感じてしまう人が多いのではないでしょうか?
刻みのボソボソ感やキレのない刻みの根本原因は出している音の高さやシャープ差にメリハリがないために起こっているのかもしれません。
今日はボイパのレベルをUPさせることができるハイハットとの出し方を紹介します。
君は見せ場を際立たせられているか?
ボイパを初めて誰かに聞いてみてもらったことがある方は自分のボイパで与えたい印象と聞いてくれた方が受け取った印象に差があることに戸惑ったことがある人がいるのではないでしょうか?
例えば僕が駆け出しの時には「ここのスネアからのバスドラがかっこいいんだ!」と思ってやっていた演奏がありました。
しかし、演奏後に感想を聞くと「バスドラが多くてボソボソしてたよ」とか「スネアがはっきりしてないかも!」などあれ?と思ったことが多々ありました。
それは、音の高低の高い音が効果的にできておらず、受け取ってほしい表現を際立たせられなかったからなのです。
このブログ内でもハイハットの出し方を説明させていただいていますが、比較的サラっと説明してしまっています。
しかし、実はあまりなめて取り掛かると後で痛い目を見るのがハイハットなのです。
そんなことにならないように高音でキレのあるハイハットを説明させていただきます!
キレがあるハイハットは笑顔が大事!
急に精神論みたいな見出しがきましたが(笑)、
「笑顔が大事」は楽しくやれとかお客さんの前は基本笑顔だよ!みたいな心構えの話ではなく本当に笑顔の顔をすることが大切なのです。
キレのあるハイハットにするために
①口を横に広げる
②音に母音「i」のニュアンスを混ぜる
①口を横に広げるについて
ボイパをする上でどの音もですが、口を横に広げるほど高い音が出て口を丸くすぼめるほど低い音が出ます。
ハイハットは自然と口が横に広くなっていると思いますし、バスドラムは丸くoの形になっていると思います。
なのでまず単純に心掛けたいのは口をできるだけ横に広げながら音を出すということです。
②音に母音「i」のニュアンスを混ぜるについて
その後に意識したいのは音の出し方です。
以前に書かせていただいた記事でハイハットは「tu」の「u」を取って「t」を残うすように出すのが正解!のようにお伝えしていました。
個人的には間違いではないのですが、母音の「u」はそもそもそこまで高い音が出しやすい音ではないのです。
高音が一番出しやすいのは実は「i」なのです。(「i」は発音すると口が横に開くと思います。)
ではなぜ「ti」ではなく「tu」と伝えたのか?「tu」の方が「ti」よりハイハットの音っぽいからです!
なので要点の②は「i」で出すのではなく、「i」のニュアンスを混ぜるにしています。
具体的な出し方としては「tu(i)」(i)は音を出さ図に口の形だけ
が理想なのです。個人的には「ティ」に近い音でハイハットを出して高音が出るようにしています。
まとめ
今回メリハリが出るハイハットの説明をさせていただきました。
メリハリが出るハイハットができると他のバスドラムと合わせてリズムをつけると格段にキレのある刻みができます!
ぜひ練習してみてくださいね!
それでは失礼します!