「重版出来」「凪のお暇」など、様々な話題作に出演している黒木華さん。
高い演技力で数々の名誉ある賞を受賞し、その和風美人な見た目も人気を博していますよね。
そんな黒木華さんですが、どのような学生時代を過ごしてきたのでしょうか?
今回は、黒木華さんの学歴について調査しました!ぜひ最後まで御覧ください。
黒木華の学歴まとめ!出身中学はどこ?
大阪府茨木市出身の黒木華さんは、地元にある茨木市三島小学校から茨木市立三島中学校に進学しています。
黒木華さんは両親と弟の4人家族で育ち、ご両親は幼いころから黒木華さんに好きなことをさせてくれたそうです。
その両親の教育方針があったからこそ女優がやれている、と黒木華さんは大変感謝しているそうですよ。
「私は好きなことをやらせてもらっているだけなので、今の状態がどれだけすごいことか分かりませんけど、両親が喜んでくれるのが何よりもうれしいです。両親のこと好きですし、自分の好きなことをさせてくれて本当に感謝しています」
Resumediaより引用
昔から母が映画好きだったため、黒木華さんも母と一緒に多くの映画を観て育ったそうです。
小学生時代は地元の子供たちが通う児童劇団に入っていたそうで、ミュージカルに出演したこともあります。
ほかにも剣道やトランポリンをしていたそうで、運動もこなせる方だったんですね。
しかし、幼いころの黒木華さんはおとなしくて地味な性格をしており、人と話すのがとても苦手だったそうです。
小学校6年生のときに「探偵ナイトスクープ」に出演したときは、母に「特技がない」と言われたことがきっかけでした。
母を見返すため、「足を高く上げる」という特技を披露したかったそうですよ。
中学に進むと合唱部に入部しましたが、幽霊部員だったのでいつも部活をさぼっては校庭でバレーボールをしていたそうです。
このときはあまり演劇に携わっていなかったそうで、だんだん暗い性格になっていき、中学のときがピークに根暗だったそうです。
家で本を読んだり、妄想して過ごすのが好きだったそうですよ。
なぜか歌手を目指していたわけでもないのに、ミュージックステーションの階段を降りてタモリさんを笑わせたという妄想をしていたそうです。
このときから、役になりきる黒木華さんが誕生していたのかもしれません。
そして、高校に進学するにあたり、自分は何がしたいのか?と悩み始めた黒木華さん。
子供のときにミュージカルに出演したことを思い出し、「高校で演技をしたい!」と考えるようになりました。
そして、名門演劇部がある高校に進学することを決意し、両親に承諾を得たのです。
黒木華の出身高校は偏差値57の追手門!エピソードも
黒木華さんは大阪府にある私立追手門学院高校に進学しました。
偏差値は57程で、進学校として知られています。黒木華さんは内部進学ではなく公立校からの一般受験をしていますので、成績優秀だったのですね。
この高校は演劇部が有名で、演劇の全国大会で優勝した実績もあります。
練習内容はかなり厳しく、放課後や土日も練習漬けでまったく休みがありませんでした。
しかし、黒木華さんは3年間一切休まずに練習に励んでいたそうです。そして、高校1年生から卒業までずーっと主演を務め続けたため、「演劇部のエース」と呼ばれていたそうです。
黒木華さんは高校時代を振り返り、稽古がきつくて顧問の先生もとても怖かった、と話していました。
文化部でありながら体育会系で、走りこみとや腹筋、背筋も毎日こなしていたそうです。
部活漬けの日々で、一切恋愛する余裕もなかったそうですよ。
演劇部の顧問の先生は、黒木華さんについて「最初は『目立たない、もの静かな子』と思ったが、基礎練習を見たときにびっくりした。」と話していました。
演技力や表現力がずば抜けており、『他の部員とは違う』と感じたそうです。このときからすでに、「女優・黒木華」ができあがっていたのですね。
黒木華さんが在学中の2008年には、全国高校演劇発表大会で優秀賞に輝いています。出場高校数2500校のうちから第2位に選ばれていますから、すごいですよね。
また、黒木華さんは高校時代に野田秀樹さんの舞台「贋作 罪と罰」を観て、衝撃を受けたことを語っていました。
のちに野田秀樹さんのワークショップに参加するきっかけになったのですね。
黒木華の最終学歴を確認!大学は偏差値47の京都造形芸術?
黒木華さんは高校卒業後、京都造形芸術大学芸術学部映画俳優コースに入学しました。
偏差値は44程ですが、芸術学部俳優コースがあることでこの大学を選んでいます。
講師は映画監督の林海象氏や東陽一氏がいたそうで、本格的な演技を学びました。
受験時は東京の大学も検討していたのですが、一人暮らしをしながら女優を目指す自信がなかったそうです。
そのため、両親や担任の先生にも相談し、自宅から通える京都造形芸術大学に決めました。
「大学の映画学科俳優コースに在籍していました。先生が主宰なさっている劇団の作品に出させていただいたり。ほかにも、他の大学の劇団の作品に参加したり高校の先輩のお芝居に出たり、映画学科なのに舞台にばかり出て、あまりよく思われていなかったんじゃないかな(笑)」
週刊PRIMEより引用
しかし、最初から女優になれるとは思わず、将来の夢は幼稚園の先生だったそうです。
大学時代は毎日のように映画を観て、周りにも古い映画に詳しい生徒が多く、勉強になったそうです。
そして、黒木華さんは野田秀樹さんのワークショップに参加し、オーディションも受けて舞台女優となります。
デビュー作は野田秀樹さんと中村勘三郎さんの三人芝居「表に出ろいっ!」でした。
応募者1155人の中からオーディションを勝ち抜き、見事抜擢されたのです。
大学2年生のときには舞台「ザ・キャラクター」に出演したのですが、これが大きな転機となったそうです。
「憧れの野田さんのもとで宮沢りえさんや古田新太さんのお芝居を本当に間近で見て、そこで自分も一緒に考えることができる機会に触れたときに、自分もこういうことがしたいと思うようになりました。それまで、まさか自分が役者になれるとは思っていなかったので。あの経験があって、自分もこうして舞台に立てるんだと思ったし、「続けたい」「一緒にやりたい」と、夢だったものが初めて実感になったという感じでした」
週刊PRIMEより引用
今までもその演技力が評価されてきましたが、本格的に女優を目指す心構えがこのときできたようですね。
そして、大学4年生で映画「東京オアシス」に出演し、銀幕デビューとなります。
黒木華さんは大学時代、お化け屋敷で時給800円のアルバイトをしていました。
なんとそのとき、チュートリアルの徳井義実さんがロケで訪れたのです。関西ローカル番組の企画だったみたいですね。
黒木華さんが「表に出ろいっ!」に出演したとき、徳井義実さんは「あのお化けの人!」と気づいたそうですよ。
その後、大学4年生のときに京都造形芸術大学映画学科のプロジェクトで作成された、映画『MADE IN JAPAN ?こらッ!?』に出演します。
プロと学生が共同製作した『北白川派映画芸術運動』の第二弾で、高橋伴明監督の作品でした。
監督は、黒木華さんの「独特の空気感に魅了された」と話していました。
その後、映画「舟を編む」で日本アカデミー賞新人賞に輝き、翌年には映画「母と暮せば」で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞しました。
大学卒業してからすぐに頭角を現した黒木華さん。いきなりアカデミー賞連覇はものすごい快挙ですよね。
そして、2014年に公開された映画「小さいおうち」では、ベルリン国際映画祭最優秀女優賞を日本人最年少で受賞しています。
また、映画のみならず、「天皇の料理番」「重版出来!」「西郷どん」「凪のお暇」など、話題作に立て続けに出演しています。
今や日本の女優界になくてはならない存在ですよね。
まとめ
今回は、黒木華さんの学歴について紹介しました。
幼いころから演じることが大好きだった黒木華さん。高校から本格的に演技を学び、大学に入ってからすぐに頭角を現していました!
大学卒業まで地元・大阪で過ごしたのは意外でしたが、卒業して女優デビューしてからもすぐにその演技が評価されています。
今後の活躍も楽しみですね!最後まで御覧いただきありがとうございました。