茶髪にサングラス姿で異色の弁護士としてブレイク後、2008年には大阪府知事となりその後は大阪市長にもなり2015年12月に任期満了に伴って政界を引退した橋下徹さん。
そんな橋下徹さんの弁護士時代はどのような活動をされていたのでしょうか?
今回は橋下徹さんの弁護士としての実力や費用について調査しました。
実績についても確認していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
橋下徹の弁護士時代の実力とは?タレント弁護士って実際どうなの?
橋下徹さんは政治家になる前は、弁護士であるにもかかわらずスーツは着ずに茶髪にサングラス姿、革ジャンにGパンといった服装でメディアに登場していますた。
25歳の時に司法試験に一発合格した後2年間の司法修習ののちに大阪の法律事務所に就職し、約1年間でその法律事務所を独立し自分の事務所を立ち上げています。通常は独立までに10年から15年というのが一般的なようなのでかなり早かったようです。
独立する前までは事務所に居候する弁護士「イソ弁」として事務所の仕事をしつつ、個人でも仕事を受けていたそうです。
通常個人で受けた仕事については事務所に報酬を入れなくても良いそうなのですが、橋下徹さんは報酬の30%を事務所に入れていたそうです。
つまり、事務所のリソースの「使用料」を払う代わりに、僕は個人として自由に仕事をさせてもらえる「環境」を整えることにしたのです。一般的に、弁護士事務所の経費率は約55%とされているため、報酬の30%というのは、むしろ安いくらいだと考えていました。
こうして、事務所に気兼ねすることなく自分の仕事を受けられる環境を整えた僕は、異業種交流会など、人が集まる場所に手当たり次第に出掛けては、自分を売り込みました。といっても20代の若造ですから、名刺交換を1回した程度では、顔も名前も覚えてもらえません。マメに会合に顔を出し、何度も何度も名刺交換を繰り返す中でやっと一つ、事件の依頼や顧問契約が取れればいいくらいです。
引用:#SHIFTより
そして半年後には事務所からの給料より事務所に入れる額の方が多くなっていったこともあり独立を決めたそうです。
橋下徹さんらしい合理的な考えがあったからこそわずか1年という短い期間で独立することができたのでしょうね。
橋下徹さんだけでなく北村弁護士や本村弁護士など、タレント弁護士として活動する弁護士さんは優秀な人が多いのは間違いなさそうです。
橋下徹の弁護士時代(行列時代)の費用とは?相場や予想も!
橋下徹さんの弁護士費用はどれくらいなのでしょうか?
橋下綜合法律事務所のホームページを見ると相談料が個人で1万円・法人の場合で3万円と書かれていました。
弁護士への相談料は事務所によって異なりますが、通常30分から1時間あたり五千円程度が相場のようです。事務所によっては30分無料というところも多いようです。
しかし橋下徹さんの事務所は違うようです。
パパ友から法律相談をされることがあるそうで、渋々無料で相談に応じていることを示唆していました。
橋下氏は「30分タダは公設とか公で、弁護士会が運営しているような事務所はそういうサービスがあるかもしれないけど、僕らは民間人ですから。30分でも。時間単位なんで」と説明。「入った瞬間からチャージですよ!」と笑わせた。
引用:スポニチAnnexより
相談料は相場より少しお高めなのかもしれないですね。
着手金は結果の成功、不成功に関係なくに、弁護士にその案件に対応してもらうために支払う弁護士費用の一部です。
橋下徹さんの事務所では300万円以下の場合、経済的利益の8%となっていて相場とさほど変わらないようです。
弁護士の平均年収は728万程度と言われています。
吉村知事は現在の給料について「弁護士時代から比べたら給料って三分の一、四分の一ぐらい」と告白しつつ「橋下さんは十分の一ぐらい言うてましたけど」と語っています。
吉村知事の現在の年収は1700万円くらいなので弁護士時代の年収は5000万円以上あった可能性があります。これは平均年収よりかなり高めです。
橋下徹さんも、行列時代の年収は3億円程度だったと話されていたことがあるので、弁護士としての報酬も1億円程度あったのではないかと予想できますよね。
橋下徹さんの場合、かなり知名度もあるので弁護士としても、かなり稼いでいたことが想像できますよね。
橋下徹の弁護士時代ってそもそもそんなに実績はあるの?
橋下徹さんは弁護士時代、示談交渉による解決を看板に飛び込み営業なども行い集客を集め、企業コンプライアンスやM&A、エンターテインメント法、スポーツビジネスなどを担当していました。
また日本最大級の遊郭と言われる飛田新地の料飲組合の顧問弁護士などもしていたそうです。
1999年から2004年までは消費者金融(商工ローン)大手のアイフルの子会社シティズの顧問弁護士も務めていたそうです。
シティズは払いすぎた利息の返済要求に対して「みなし弁済」を主張して返還に応じず、利息制限法を超える高利を取り続け、多重債務問題に取り組む弁護士などからは対応に極めて問題のある企業として知られていました。
橋下徹さんは、担当した裁判は8年間負け知らずだったと言われています。
しかし橋下徹さんが顧問弁護士を辞めてから2年後の2006年には、過払い金返還に対する裁判で敗訴しています。
シティズも現在はアイフルに吸収合併されています。
いろいろ問題がある企業の顧問弁護士をしていたようですが、裁判で8年間負け知らずとなると相当な実績があったのは間違いなさそうですね。
まとめ
いかがでしたか?
今回は橋下徹さんの弁護士時代の実力や費用は?そもそも実績はあるの?について調査しました。
1年で弁護士事務所を独立したり、担当した裁判では、8年間無敗だったりと実績は相当なものでした。
タレント弁護士は知名度もあり相談料は少し高めに設定されているようでした。
今後も橋下徹さんが、弁護士やコメンテーターとして活躍されることを応援していきたいと思います。
最後までご覧くださりありがとうございました。