今回は女子でもできるバスドラムの音を低くする方法を紹介していきます。
女性のパーカッショニストはそうですが、男性のパーカッショニストもしっかり低く、音圧のあるバスドラムを叩けている人が少ないと感じます。
特に女性で低い声が出ないから低い音のバスドラムを鳴らすのは不可能だと諦めている方も多いのではないでしょうか?
そんなことはありません!低い声が出なくても低い音のバスドラムの音を出すのは可能です!
バスドラムの音を低く音圧をあげる方法をマスターしてより迫力のある演奏ができるようになりましょう!
Contents
あなたは有声ボイパ?無声ボイパ?
低いバスドラムの音について説明するために一度ボイパの種類について整理しておきたいと思います。
ボイパにはそもそも有声ボイパと無声ボイパの二つがあります。 この二つには以下に示すような特徴があります。
有声ボイパ
舌を弾く音と一緒に声を乗せてドラムの音を表現します。
【メリット】
声で調整することができるので音に表現の幅を持たせることができるためいろいろな曲に合わせやすい。
声で音量を出すためあまり力む必要がないく、スネアドラムの連打など同じ音の連打がやりやすい。
【デメリット】
音の種類によって口の形が大きく変わるため、違う音の連携が難しい。
舌で弾くだけでアタック音を出すためアタック感が弱い。
無声ボイパ
主に声ではなく唇の振動や舌を弾いたときの音でドラムの音を表現します。
【メリット】
スネアやバスドラムの音を声ではなく唇を弾いて表現するため声の低さに音が左右されない。
唇の振動で音を鳴らしているため強いアタック感や音圧を出しやすい。
音の種類で口の形がそこまで変わらないため、違う音の連携がしやすい。
【デメリット】
無機質な音のため合わせづらい曲があったり、微妙な音の表現が難しい。
口に力を入れて音を出すため、同じ音の連打がしづらい。
以上、二つのボイパの主な特徴を上げていきました。
もちろん上記の内容はそういう人が多いという特徴であり、独自の出し方をされている方もいます。例外もある上で上記を原則的な特徴と考えていただければと思います。
今まで名言していませんでしたが、僕が説明しているボイパは無声ボイパの部類になります。
まとめ
さて今回は低いバスドラムの出し方ということで、まずボイパの種類と特徴について説明させていただきました。
まずは自分がどちらのボイパをしているのか把握いただければと思います。
そして、次回詳しく低いバスドラムの出し方について紹介させていただきますが、もし有声でバスドラムを出している方は一度僕が以前書いていた「【ボイパ超入門②】簡単バスドラム・ハイハットのやり方」を参考に無声ボイパでのバスドラムの出し方を把握していただければと思います。
それでは失礼します。