中学生の頃から芸能界活動をしている柳楽優弥さん。
芸歴18年と中堅クラスですが、その長い芸歴の中にはたくさんの出来事があり、現在のブレイクに繋がっています。
そこで今回は柳楽優弥さんの生い立ちや経歴、過去に干された原因を調べながら、真相に迫りたいと思います。
Contents
柳楽優弥の生い立ちや経歴が壮絶と話題?
柳楽優弥さんの現在までの俳優人生を振り返ってみると、決して順調な道のりではなかったようです。
柳楽優弥が俳優になるきっかけ
柳楽優弥さんの中学時代の同級生が芸能事務所に所属し、ドラマに出演しているのをみて「自分もテレビに出てみたい」と思うようになったのがきっかけのようです。
柳楽優弥さんが現在も所属しているスターダストプロモーションに2002年に応募し、芸能界活動を開始しました。
初出演映画がカンヌ主演男優賞男優賞受賞!
柳楽優弥さんが14歳で初めてオーディションを受けた作品が2004年公開の映画「誰も知らない」でした。
監督を務めた是枝谷和さんは柳楽優弥さんを見て「目に力がある」と才能を見抜いて初オーディションながら主演に大抜擢しました。
その才能はすぐに認められることになり、柳楽優弥さんは日本人初で最年少となるカンヌ国際映画祭主演男優賞を受賞する偉業を達成。
他にもキネマ旬報ベスト・テン新人男優賞やヨコハマ映画祭最優秀新人賞など、国内だけでも6つの賞を総なめにする大活躍でした。
大活躍の子役時代
カンヌで賞を取ってからというもの、次々とドラマ、映画に引っ張りだこになり、映画では2005年公開の映画「星になった少年」や2006年公開映画「シュガー&スパイス」など次々と話題映画の主演に選ばれ、俳優としてこれ以上ないスタートダッシュをすることが出来ました。
プレッシャーと売れない時期
2005年~2007年まで毎年のように主演映画に出演し続けていた柳楽優弥さんですが、その快進撃も長くは続かなかったようです。
映画デビューでいきなり国際的な賞を取ったことで、柳楽優弥といえばカンヌというレッテルを張られ続ける芸能界活動になったようで
カンヌで主演男優賞をいただいたりしたんですけど、言ってみれば役者のゴールみたいなものがいきなり最初にきてしまった感じがあって。14歳にして、これからどうすればいいんだ?と。当然キャリアも始まったばかりで、どうやって自分を成長させていけばいいんだ?ともんもんと悩んでいた日々が続いていました。
引用VOGUE GIRL
と俳優人生として今後何を目標に取り組んで行けばいいのか、かなり悩まされる期間が長かったようでです。
その影響からか仕事の量が徐々に減少し、体調もすぐれない期間もあったそうです。
「僕はもう10代で“才能”という言葉が大嫌いになりました」
10代から(俳優業を)やるもんじゃない
引用:シネマトゥデイ
才能に溢れ、大ブレイクまで果たしても必ずしも成功とは言えないのが芸能界の難しいところなのかもしれませんね。
柳楽優弥が自殺未遂、芸能界休養へ
体調を崩し、仕事をセーブしていた柳楽優弥さんですが、家族との口論から大量の風邪薬を飲み込み、自殺未遂を図った事件が2008年に起こりました。
口論になった原因は不明ですが、当時18歳で仕事についてかなり悩んでいることを自身のブログにも書いており、相当なストレスを受けていたようです。
柳楽優弥さんは救急搬送され命に別状はありませんでしたが、一時活動を休止する事態となりました。
女優の豊田エリーと結婚!
柳楽優弥さんが自殺未遂を図った翌年の2009年12月2日に女優の豊田エリーさんと婚約したことを発表しました。
元は高校の先輩、後輩の間柄で柳楽優弥さんが一目惚れしたのがきっかけだそうです。
仕事に悩みながらも芸能界活動を続けてこれているのも、奥様である豊田エリーさんんの存在が大きいかもしれませんね。
柳楽優弥が激太り?
豊田エリーさんとの婚約を発表してからも2009年公開の映画「戦慄迷宮3D」の主演など単発の仕事はありましたが、仕事がない日々や人間関係のストレスからか暴食に走り、一日に8食の食生活を送っていたそいうです。
その結果174cmの柳楽優弥さんの体重は急激に増加し、82kgまで増えてしまいました。
かなり顔もふっくらして以前のスタイリッシュな面影がなくなっていますね。
結婚をして幸せな家庭がある反面、仕事面でストレスを抱えることも多く、結果として20kg以上体重が増えてしまったようです。
人気がなくなれば収入がゼロになることもある職業は不安定で将来の不安も相当なものかもしれません。
バイト漬けと再び俳優の道へ
さらに2010年から家庭を支えるためかアルバイトを始め、車のディーラーで洗車の業務を行ったり、飲食店で働くなど今までしてこなかったたくさんの経験をすることが出来たそうです。
出演されたトーク番組でもお話しされているので間違いありませんね。
この経験は柳楽優弥さんにとってかなりのプラスになったようで、
「21歳にしては常識がないまま来てしまったことに対して、コンプレックスに近いものを感じていました。でも、アルバイトのお陰で社会の常識や知識を身に着けることができたし、いろんな人と触れ合う中で、人として様々なことを学んだ気がします」
引用:マイナビ転職
と中学生の頃から芸能界しか見てこなかった柳楽優弥さんにとって社会経験をすることが出来たのはかなり新鮮で気分転換になったそうです。
そして別の世界を経験することで今まで身を置いていた俳優の世界の良さに改めて気づことができました。
俳優という仕事が心底好きなことにも改めて気づいた。
「洗車しながら『いつか必ずこの経験を俳優業で生かそう』と思ったり、ふとした瞬間に『次はこういう作品に出たい』『この表情を今度芝居で生かしたい』と思ったり。俳優という仕事のことを片時も忘れたことがなかった。もっと大切にしなくちゃと思いました」引用:マイナビ転職
仕事に対して長い間悩んでいた柳楽優弥さんですが、俳優の仕事をもう一度頑張りたい気持ちになり、仕事も徐々に戻ってきます。
そしてもう一つ柳楽優弥さんを変えるきっかけになったのが、舞台の仕事で歌舞伎俳優の中村勘三郎さんと知り合うことになるのですが、初対面で
「君は見栄えが悪いから俳優辞めなさい」
引用:マイナビNews
と強烈な一言を貰ったとインタビューで話されていました。
俳優のモチベーションが上がってきている時に「俳優をやめなさい」といわれるのは再び気持ちがふさぎ込んでしまいそうですが、柳楽優弥さんはこのままではまずいと奮起し、運動や食事制限をストイックにこなしてわずか3カ月で20kgの減量に成功することが出来ました。
俳優をする上でかなりの原動力になったと中村勘三郎さんに対して感謝していると柳楽優弥さんも話されていたそうで、俳優復活へ大きな前進をすることが出来たようです。
柳楽優弥完全復活!
2010年公開の映画「すべては海になる」の主演や2013年公開の映画「爆心、長崎の空」など徐々に仕事が戻ってきた柳楽優弥さん。
そんな中でも俳優としてかなりの力を入れたのは2012年5月3日より公開された舞台「海辺のカフカ」でした。
初舞台で主人公の少年カフカを演じることになった柳楽優弥さんですが、演出を務めたのが蜷川幸雄さん。
蜷川幸雄さんといえば稽古中に怒鳴り散らしたり罵倒するのは当たり前で、灰皿を投げつけるなど大変厳しい演出家として知られ、藤原竜也さんや小栗旬さん、吉高由里子さんなどを育て上げた名演出家です。
今まで精神的に不安定な所があった柳楽優弥さんにとってはかなりのプレッシャーになったかと思いますが、仕事に対する姿勢は以前よりもかなり真摯に取り組むようになり、インタビューでも
むしろ何かを投げられたり、「お前、帰れ!」などと罵倒されるくらい、自分の芝居で立ち向かっていきたいという。
「厳しい言葉は、その瞬間はつらいかもしれない。けれど、その悔しさをバネにまた向かっていくことが、俳優としての成長につながるのではないかと思っています。第一、蜷川さんにぼろくそに言われるなら、それは本望。こんな幸せなことはないです」引用:マイナビ転職
と役者魂全開で俳優の道を突き進む強い姿勢を感じることが出来る柳楽優弥さんに生まれ変わっておりました。
そんな強い覚悟もあり、舞台は大成功。
その後も映画「闇金ウシジマくん」や「銀魂」、「今日から俺は!!」など次々と話題作に出演し、2021年に公開が予定されている映画「HOKUSAI」や「太陽の子」、ドラマでは二月の勝者-絶対合格の教室-で主演に選ばれる大ブレイクで俳優として完全復活を果たしています。
柳楽優弥の演技がさらに成長!
あれだけ波乱万丈な人生を歩んでも諦めない柳楽優弥さんの努力、性格も素晴らしいですが、俳優としての才能もさらに磨きがかかっており、ドラマ「ゆとりですがなにか」では「第4回 コンフィデンスアワード」ドラマ賞助演男優賞を受賞しされました。
同じ俳優業から演技の絶賛の声も多くあり、柳楽優弥さんが主演の映画「ディストラクション・ベイビーズ」での演技を見た俳優の山田孝之さんは
彼の芝居はズバ抜けていて、こんな緻密で繊細なこと俺はできてないなって思う。柳楽優弥ってマジですげーよ」
引用:ディストラクション・ベイビーズ
と絶賛されており、同じく俳優の綾野剛さんも
芝居力がずば抜けてます。素晴らしい役者が集まる世代の中で相対的なバランスをみても20代でNO.1だと思います
引用exciteNews
とその実力に恐ろしさを感じるほどの柳楽優弥さんの演技力を認めておりました。
完全復活を果たして快進撃を続ける柳楽優弥さんの今後の出演作品にも要注目ですね。
柳楽優弥が干された理由や経緯を確認!
壮絶な生い立ちだった柳楽優弥さんですが、仕事の悩みに繋がった要因の一つに、芸能界から干されていた時期がありました。
柳楽優弥が天狗の時期
干された原因は柳楽優弥さんが天狗になり、周囲の人間に対してかなり横暴な態度で接していた時期があったようです。
本来であれば地道な下積みやレッスンを得て人間的にも成長していくものですが、柳楽優弥さんの場合デビュー作でいきなり国際的な賞を受賞し、その後も作品に引っ張りだこで完全に舞い上がってしまったようですね。
この時期に対しては柳楽優弥さん自身も深く反省しており、
天狗(てんぐ)なんてもんじゃない。わがままで生意気でした。ガキのくせして『やる意味がない』とか言って偉そうに仕事を断ったりして。それによって周りに迷惑をかけていることにも全く気づいていませんでした。10代の僕は、本当にタチが悪かった。今ここにいたら、ぶん殴ってやりたいほどです」
引用:マイナビ転職
と子供時代の自分を公開しているようでした。
デビュー当時はまだ14歳でいきなり売れっ子俳優になり、周りの大人が低姿勢になれば態度が大きくなってしまう気持ちもわかりますが、その事がきっかけで結果として仕事がなくなり、長い期間悩み苦しむことに繋がってしまいました。
現在再び売れっ子俳優に返り咲いていますが、過去の失敗はもう二度としないでしょうし、一回りの二回りも成長した柳楽優弥さんの今後の活躍にも期待ですね。
柳楽優弥の若い頃や幼少期がイケメンすぎる!画像
現在30歳の柳楽優弥さんですが、幼少期からのルックスが今と変わらずイケメンすぎるので、時系列順にご紹介したいと思います。
デビュー時期14歳
2004年公開の映画「誰も知らない」の柳楽優弥さん。
当時14歳ですが、中学生とは思えない程大人びてイケメンです。
柳楽優弥16歳
2006年公開の「シュガー&スパイス」の柳楽優弥さん。
当時16歳ながら、ヒロイン役を演じた沢尻エリカさんとのキスシーンが大変話題となりました。
芸能界で年上の大人に囲まれているせいでしょうか、年齢以上に大人びて色気のある表情がとても魅力的ですね。
柳楽優弥17歳
2007年公開の映画「包帯クラブ」の柳楽優弥さん。
相変わらずイケメンですが、当時17歳の柳楽優弥さんの顔立ちや雰囲気が現在のイメージにかなり近いのではないでしょうか。
柳楽優弥20歳
2010年公開の映画「すべては海になる」の柳楽優弥さん。
当時20歳で徐々に仕事に復帰している時期で、まだ顔周りが少しふっくらとしている印象ですね。
柳楽優弥23歳
2013年公開の映画「許されざる者」での柳楽優弥さん。
20kg以上の減量を達成し、爽やかでスラっとした印象に戻りました。
幼少期ももちろんイケメンですが、年齢を重ねるにつれてカッコよさに加えて大人の色気もどんどん加わっているので、魅力的な男性にさらになっていく事でしょうね。
まとめ
今回は柳楽優弥の生い立ちや干された理由・経緯は?幼少期、若い頃の画像まとめ!についてご紹介させて頂きました。
- 14歳で映画デビューし、カンヌ国際映画祭主演男優賞を受賞
- 売れっ子になるも天狗になって芸能界から干された時期がある
- 仕事で悩み、自殺未遂をしたことも
- 豊田エリーと結婚し、激太りからダイエットをして俳優復帰
について分かることが出来ました。
中学生でいきなり超売れっ子俳優の仲間入りをするのはかなり特殊なケースですが、だからこそたくさんの悩みや問題に直面し、俳優をやめようとまで思った柳楽優弥さん。
それらを乗り越え、俳優として完全復活した柳楽優弥さんの今後の活躍がさらに楽しみになってきます。
柳楽優弥さんの情報が入り次第またご紹介させて頂きます。
今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました。